レーダー探知機で車の状態を教えるOBDの仕組みとは?
よくレーダー探知機のサイトなどで見かけるOBDですが、
そもそもどのようなシステムなのでしょうか。
OBDとは、On board diagnosticsの略で
自動車に搭載されているコンピュータが
故障を検知する診断システムの事です。
例えばエンジンに故障が生じると、
メーター上に警告灯が点灯するのはこのOBDが
常にエンジンのコンディションを監視しており、
故障を感知した結果警告灯を点灯させるのです。
しかしOBDが監視しているのは故障だけでなく、
水温やオイルの温度、エンジン回転数や燃費といった情報まで
OBDから拾う事が出来ます。
OBD対応のレーダー探知機を使用すれば、
上記のような情報を探知機のモニターに映し出すことが可能となります。
今まで水温計や回転計、油温計といった計器を
運転席にずらっと並べていた方もいらっしゃるかと思いますが、
レーダー探知機をOBDに接続すれば
これらの機能は全て画面上で映し出せるので、
計器を後付けして運転席周りがゴチャゴチャすることもありません。
更に、最近製造された自動車には
OBDⅡという規格のものが備えられるようになり、
レーダー探知機で得られる自動車情報の幅が広がりました。
もはやレーダー探知機はおまけで、
OBDで得られる情報が欲しいという人も居るくらいです。
OBD対応のレーダー探知機はよりドライブを楽しくしてくれ、
しかも自動車のコンディションをリアルタイムにチェック出来る、
モータースポーツから普段のドライブまで
使える必需品になりつつあるのです。