ユピテル『SCR100WF』よりコムテック『ZERO73V』の方が売れる理由
『SCR100WF』はユピテル最高峰モデルなのですが、
実はコムテックの『ZERO73V』方がよく売れています。
『ZERO73V』が他社の最高峰モデルよりも
売れる理由はどういった所にあるのでしょうか?
情報量の違い
GPSデータ数
『SCR100WF』が118,000件
『ZERO73V』が102,000件で
『SCR100WF』の方が多い結果となりました。
OBDⅡの表示項目数
『SCR100WF』が80項目
『ZERO73V』は110項目と、
OBDⅡ情報量に関しては『ZERO73V』が圧勝しています。
無線受信バンド数
『SCR100WF』が14バンド
『ZERO73V』は18バンドに
対応しています。
GPSデータは『SCR100WF』の方が多いですが、
OBDⅡ表示項目数、無線受信バンド数は
『ZERO73V』が圧勝しています。
G+ジャイロシステム搭載
『ZERO73V』にはコムテックが独自に開発した
G+ジャイロシステムを搭載しています。
このGジャイロシステムは、GPSを補完する機能があり、
自車位置を高精度に測位します。
トンネル内でも自車の位置を把握しているので、ナビゲーションが
途切れないだけでなく、トンネル内のオービス等も
しっかりと知らせてくれるのです。
このGジャイロシステムが、精度が高く、評判となっています。
無線LAN
『SCR100WF』が『ZERO73V』に勝っている部分は
この部分無線LAN機能ですね。
『SCR100WF』は無線LANに対応しており、
SDカードにデータをダウンロードし、
本体にケーブルをつなぐ事無く
データを自動的に更新します。
データ更新が面倒。
という方には魅力的な機能ですね。
価格の違い
価格を比較すると、『ZERO73V』はOBDケーブルとのセット販売を
アマゾンと組んで行っています。(ZERO73VR)
この『ZERO73VR』は
OBDケーブルが入っているにもかかわらず『SCR100WF』よりも安いです。
OBDや受信バンド数等情報量が多く、
さらに価格が安いとなると、
無線LAN機能に魅力を感じない限り、
当然『ZERO73V』を選びますよね。
『SCR100WF』よりも『ZERO73V』の方が情報量が多く、
測位システムもトンネル内で使用でき、しかも安価な点が、
『ZERO73V』がよく売れている理由だと思われます。
あなたはどちらを選びますか?