レーダー探知機はグロナス衛星で広エリア・高精度を実現可能に。
レーダー探知機のWEBサイトやカタログ等で、
最近盛んに「グロナス衛星」という言葉を見ますが、
そもそもグロナス衛星とはどういったものなのでしょうか。
グロナス(GLONASS)とは
Global Navigation Satellite Systemの略で、
ロシアが運用を行っている衛星測位システムです。
2011年から世界中が測位範囲となりました。
衛星測位システムですでに定着しているGPSが
米国の衛星測位システムで、グロナス衛星は
いわばGPSのロシア版となるシステムです。
従来のGPSが31基、それに対して
グロナス衛星は24基の人口衛星で運用されております。
GPSとグロナス衛星を併用することにより、
計55基の人工衛星からの信号を受信し、測位する事になります。
メリットとしてはまず信号受信ができる範囲が広がります。
GPSだけでは測位が困難な場所でも、
グロナス衛星の信号を受信することにより測位が出来るようになります。
そしてより高精度な測位が可能となります。
グロナス衛星の最大誤差は5メートルです。
GPSで即位できても、信号の受信状況が悪ければ精度は悪化しますが、
グロナス衛星の信号を受信していれば高精度な測位を維持出来ます。
こうしてみるとGPSとグロナス衛星は
お互いを補完するような関係であると言えます。
グロナス衛星の運用により
測位エリアの拡大、高精度な測位が実現しました。
レーダー探知機でもグロナス衛星に対応した
高精度な物が出てきているので目が離せませんね。